二元倫理学
にげんりんりがく
名詞 上級 ★★★★★意味
二元倫理学とは、道徳的価値や義務の根源を対立的な二つの原理に求める倫理学的立場を指す。主に功利主義と義務論、あるいは快楽と苦痛、自然法と神の命令などの対比を通じて道徳的判断の基準を探求する。このアプローチは、複雑な倫理的ジレンマを構造化し、対立する価値観の緊張関係を明確化することで、道徳的推論の枠組みを提供する。現代の応用倫理において、異なる倫理理論間の対話や統合を試みる基礎となる重要な概念である。
用例
二元倫理学の立場からは、功利主義と義務論の対立が道徳的判断の核心になると考えられる。
二元的な対立原理を用いて倫理的分析を行うことを示す例文
類義語
二元的倫理学、二元論的倫理、二元倫理
対義語
単一倫理学、一元倫理学、単純倫理学