内皮細胞障害

ないひさいぼうしょうがい

名詞 上級 ★★★★★

意味

内皮細胞障害とは、血管内壁を覆う内皮細胞の機能や構造が損なわれる状態を指し、動脈硬化や高血圧などの心血管疾患の初期段階で中心的な役割を果たす。正常な内皮細胞は血管の拡張・収縮を調節し、血栓形成を防ぐが、障害されると炎症反応や酸化ストレスが増加し、血管壁の透過性が高まる。この状態は全身の循環系に悪影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中といった重大な合併症のリスクを大幅に高める重要な病態である。

用例

高血圧や糖尿病が持続することで内皮細胞障害が進み、動脈硬化のリスクが高まることが知られている。

生活習慣病が内皮細胞に与える影響と、その結果として生じる病態の因果関係を説明する文脈で使われる。

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類義語

血管内皮障害、内皮機能不全、エンドセリアルディスファンクション

対義語

正常内皮機能、内皮保護、血管内皮健全

関連語

酸化ストレス炎症血栓形成

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