二項対立

にこうたいりつ

名詞 中級 ★★★★★

意味

二項対立は、哲学や社会学、文学などで用いられる概念で、二つの相反する要素や価値観が互いに排他的に存在し、対立関係にある状態を指す。西洋哲学ではヘーゲルの弁証法におけるテーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼの構造が代表例であり、社会学ではマルクスの資本家対労働者、フェミニズムの男性対女性といった対立が議論の軸となる。二項対立は、複雑な現象を単純化し、問題解決や理論構築のための枠組みを提供する一方、二元的思考を強化し、差別や偏見を助長するリスクも孕む。

用例

日本の教育では、伝統と革新の二項対立がしばしば議論の中心になる。

『伝統』と『革新』という対立する価値観を例に挙げ、二項対立の概念を説明。

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類義語

対立構造、二元対立、二分対立

対義語

統合、統一、調和

関連語

ヘーゲル、弁証法、マルクス

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